Docker上にリモートデスクトップ接続できるUbuntu環境を作った時のメモ
Docker 上にリモートデスクトップ接続できる Ubuntsu 環境を作った時のメモです。 DockerHub からイメージを取得して接続確認まで行います。
環境
- macOS Big Sur
- Docker on Desktop がインストール済み
Docker イメージの取得
こちらの Docker イメージを使いました。 まずは Docker イメージを取得します。
$ docker pull yama07/docker-ubuntu-lxde
Docker コンテナの起動
Docker コンテナを起動します。DockerHub に書いてある手順に従って実行してみます。
ユーザーは root, パスワードは password で繋ぎます。
ちなみに、docker run
の引数に--rm
オプションを付けると、コンテナ終了時に一緒にコンテナ削除も行ってくれます。
$ docker run --rm -it \
-p 3389:3389 \
-e PASSWD=password \
yama07/docker-ubuntu-lxde:ubuntu20.04_ja
リモートデスクトップで Docker 上の Ubuntu 環境に接続する
僕の PC は Mac なので、「Microsoft Remote Desktop」で接続しました。
アプリのダウンロードは 👇 こちらからできます。
接続設定
こちらが「Microsoft Remote Desktop」の設定手順になります。
- 「Microsoft Remote Desktop」を開く
- 「+」マークから「Add PC」をクリック
- 「PC Name」に「127.0.0.1:3389」を入力し、Save ボタンをクリック
- 作成した接続情報をダブルクリックすると、ユーザーとパスワードが求められるので入力
ハマったこと
Ubuntu のログインに失敗する
connectiong to sesman ip 127.0.0.1 port 3350
sesman connect ok
sending login info to session manager, please wait...
login failed for display 0
ログインを試行すると、👆 のエラーメッセージが表示されてログインに失敗しました。
原因は、ユーザー名とパスワード間違い。
Docker コンテナ起動時のコンソールにユーザー名とパスワードが表示されるので、そちらの情報を元に入力したところログイン成功しました。